(共観福音書に並行箇所、ヨハネ福音書に並行箇所なし)
一同がゲツセマネという所に来ると、イエスは弟子たちに、「わたしが祈っている間、ここに座っていなさい」と言われた。そして、ペトロ、ヤコブ、ヨハネを伴われたが、イエスはひどく恐れてもだえ始め、彼らに言われた。「わたしは死ぬばかりに悲しい。ここを離れず、目を覚ましていなさい。」少し進んで行って地面にひれ伏し、できることなら、この苦しみの時が自分から過ぎ去るようにと祈り、こう言われた。「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」それから、戻って御覧になると、弟子たちは眠っていたので、ペトロに言われた。「シモン、眠っているのか。わずか一時も目を覚ましていられなかったのか。誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い。」更に、向こうへ行って、同じ言葉で祈られた。再び戻って御覧になると、弟子たちは眠っていた。ひどく眠かったのである。彼らは、イエスにどう言えばよいのか、分からなかった。イエスは三度目に戻って来て言われた。「あなたがたはまだ眠っている。休んでいる。もうこれでいい。時が来た。人の子は罪人たちの手に引き渡される。立て、行こう。見よ、わたしを裏切る者が来た。」 (マルコによる福音書 14章32-42節、新共同訳)

歳 | 日時 | タイトル |
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45 | 1979.4.1 神戸教会2年目 復活前 ② | ゲッセマネの祈り |
68 | 2002.3.10 (退任直前) 神戸教会 | もうこれでいい。時が来た。 |
75 | 2009.3.15 受難節 ③ 明治学院教会 | ゲッセマネのイエス |
75 | 2009.5.27(水) とつかYMCA | ゲツセマネの祈り(2009 小磯良平 ㉒) |
76 | 2010.2.21 受難節 ① 明治学院教会 | 支払いは済んでいる |
80 | 2014.6.18 とつかYMCA | 受難物語のイエス − 独りになるということ |
81 | 2014.10.12 信徒講壇 明治学院教会 | 関係、そしてその自覚 |
81 | 2014.10.12 教会修養会 明治学院教会 | 今の時代を生きるということ – 目を覚ましていなさい |
81 | 2015.3.15 受難節 ④ 明治学院教会 信徒講壇 | 勘定済み |