川崎戸手教会(2008 教会と聖書 ㉟)

「教会と聖書」68号(2008年2月28日発行)所収 

(明治学院教会牧師、健作さん74歳)

 川崎戸手教会のことは『神奈川のなかの朝鮮』(明石書房 1988)の中に4代目現牧師・孫裕久(ソンユウグ)さん執筆の「戸手4丁目河川敷のまち」に詳しい。

 私がこの教会のことを知ったのは、2代目牧師大倉一郎さんの『河原の教会にて』(新教出版社)の書評をしたのがきっかけだった。

 多摩川の堤防のなかの河川敷の国有地に「朝鮮人」が住み続ける限りはと、再開発に伴う国の移転勧告を断って、いよいよ闘いの厳しい宣教活動を続けているから凄い。河原のなかの杭の上に建っているこの建物を、強制連行で「在日」となったある方から、教会が譲り受け買い取った経緯の物語を、私は、1970年代ここの開拓を始められた初代の関田寛雄牧師からお聞きし、胸の熱くなる思いを経験したことがある。

 この教会は台風で多摩川が増水すると、浸水の危険にさらされる。2007年9月も床上40センチの被害を受けた。大倉さんからの電話で、片付けの助っ人に出かけた。若手が大勢いて、お役に立つほどのことはなかったが、後でスケッチをと思ってカメラに一枚風景を収めた。

川崎戸手教会ホームページ(外部リンク)

紅葉坂教会(2008 教会と聖書 ㊱)

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