1976年8月22日 岩国教会週報
「先週の説教より」ピリピ2:1-10
(岩国教会牧師12年、健作さん43歳)
キリスト・イエスにあっていだいてるのと同じ思いを、あなたがたの間で互に生かしなさい。(ピリピ2:5)
この箇所を英語の聖書で見てみると「お互いの振る舞いを、キリスト・イエスにおける生から起こそうではないか」となっている。お互いの人間関係を、キリスト・の恵みへの徹底的な服従の視点から見直していくことを言っている。「キリストにあっていだく思い」(5節)とはどんな思いだろうか。それは、"十字架"が示すように孤独と苦難に立ちつつ、なお復活が支える希望と緩(ゆる)めに"生かされる恵みの現実"を想う思いであろう。恵みの現実が力を持つことを言う。恵みの現実は世の力とのギリギリのぶつかりあいの中で、発揮される。世の力(金の力、地位の力、数の力、暴力等々)が人間の関係の根底を支えている、という思いを打ち砕く戦いの中で、またそういう力の中に生きていながら、なおそれから自由でありうる希望として、恵みの現実はある。パウロは「キリストの愛がわたしたちに強く迫っている」(コリント第二 5:12)と言った。キリストの愛の迫りが、どのように私たちに臨んでいるのか、あらためて問い直したい。それこそが「生かす」ことの意味であろう。
(1976年8月15日 説教 岩井健作)
(報告欄より)
教会全体夏期集会 8月21日(土)〜22日(日)
残暑が厳しい昨夜から、蝉の声に包まれながら行われています。昨夏は病のうちにあった花田、魚谷、大間の諸兄姉も、また思わぬ交通事故にあった吉水兄も委員長を務めて下さるほど回復され参加、感謝です。小林晃先生の発題は開拓伝道の中で教会が自己形成することと地域の問題を担っていくことの基本をどこに置くか、ということへの体験から出た深い問いを投げかけられました。夜は、自由な語らいの時を持ち、今朝は下手兄の、ここ2年間の振興体験の証しを聴き、励まされました。食事等のご奉仕くださった方々ありがとうございました。また記録はいずれ纏められます。(岩井健作記)
本日説教者(小林晃先生)の紹介
1963年、岩国教会で高倉徹牧師より御受洗、十年勤められた帝人を辞され、1968年 東京神学大学に入学。同大学の機動隊導入を契機に過半数の学生と共に学園を去り、新教セミナー等で学習、教団教師を志され、1973年、市川三本松教会伝道師に就任。同教会の浦安伝道所主任として独立された。昨日よりの教会夏期集会にご奉仕いただいている。
共同の祈り「西中国教区内 教会幼児施設のために」
朝礼拝・夕礼拝 説教「種をまくよろこび」小林晃氏、岩井健作司会
牧師在宅日 25日(火)
祈祷会・聖書研究会 26日(水)
西中国教区幼児施設 教師研修会 26日(水)〜27日(木)於横山ユースホステル
主題「共に育てあう保育を求めて – 障害児を含めた保育」
講師:佐伯幸雄氏(杉並教会幼稚園園長)
亀の里作業(草取り) 28日(土)
第26回 全国盲信徒西日本修養会 23日(月)〜24日(火)於宮島
主題「共に生きるために – 私の教会生活」
講師:福井達雨氏(止揚学園園長)


