震災で倒壊した下山手カトリック教会(1995 震災から75日)

1995年4月2日 神戸教会説教「わたしが大地を据えたとき」より

「私はこのところしばしば瓦解した下山手カトリック教会を訪れます。

 夕方、ここには人影はありません。

 取り片付けをしていないその佇まいは、静寂であればあるほどに、計り知れない神の力を証ししているようです。

 崩折れがそのままになっていることに逆に救いを覚えます。

 それは私たちの価値観の転換を求めているからです。

 原初に帰ること、これは私たちの行き着く地点ではないでしょうか」

1995年4月2日 神戸教会説教「わたしが大地を据えたとき」(岩井健作)より


《下山手カトリック教会》
1910年創立。神戸最古の教会建築。
1995年1月17日、阪神大震災により全壊。
会堂は再建されず、1999年、中山手カトリック教会・灘教会とあわせて、カトリック神戸中央教会として統合。


2025年6月27日、下山手・中山手・灘教会が合同した現在のカトリック神戸中央教会
兵庫県神戸市中央区中山手通1丁目28−7 カトリック神戸中央教会
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