今治・雑録(1976)

1976年7月25日 岩国教会週報

(岩国教会牧師12年、健作さん42歳)

 先週18日は、講壇を蛯江紀雄兄(壮年会・清鈴園園長)に奉仕いただき、私は今治教会(愛媛県今治市・四国教区)の応援に出させていただいたので、その報告を記しておきます。今治は、三原から高速艇で1時間、タオル産業の中心地で人口10万の街です。明治初め横井時雄が伝道を始め、街の発展を担った人々は教会人であったと云われるほどですから、「市と共にある教会」という感じがします。現住陪餐会員435名。市の中心部に、古い塔のある会堂、幼稚園(230名)舎、鉄筋三階建ての教育館、牧師館が正副二棟という大教会です。現在8月着任の藤岡牧師を待って無牧です。当日は幼稚園父母招待伝道礼拝で10名ほど新しい参会者があり、160名の礼拝でした。当日の教団の聖書日課ルカ15章11〜14節により、放蕩息子のたとえを父の愛の中で育てられていく過程として部分を捉えることが大切なことをお話ししました。教会は組織ががっちりしていることと、礼拝を中心とした訓練がゆきとどいていることで教えられました。礼拝後、役員会と会食し、その後夕方まで30代の中堅の二人の方と話し合いましたが、2世3世が檀家信徒とならずにどうしたら活きた教会の肢となるか、戦責告白の方向づけによる宣教内容をどう活かすかなど、課題を聞きました。今治教会は、飯清牧師(いいきよし・霊南坂教会)、飯峰明教授(同志社大学神学部)の出身教会。糸井国雄牧師(岩国東教会)が1年半在任。竹原教会の中村嘉信牧師夫人・文子さんのご両親は会計長老と婦人会長として奉仕等々、初めて訪れた教会での信仰のつながりを感じました。四国の地から、西中国の教会の歩みを、ひととき離れて考える時を与えられ感謝です。

 岩国に帰り、夕礼拝の途中から蛯江さんのテープ(朝礼拝説教)を聞いた。清鈴園を通したキリスト者の証しに触れ、証しの形と実質との相剋を改めて考えさせられた。

(岩井健作)


(報告欄より)
 共同の祈り「平和聖日のために」
 礼拝後、教会学校夏期学校 、午後3時より一泊。夕礼拝。
 夏期学校3年〜6年生、26日(月)清鈴園訪問。
 夏期学校1・2年生 27日(火)広瀬小学校にて。
 牧師在宅日 27日(水)
 祈祷会・聖書研究会 28日(水)
 青年会 29日(木)
 中学生キャンプ準備会 30日(金)
 家庭集会 30日(金)
 
 次週、平和聖日礼拝。午後、岩国駅前にて街頭募金。
 「原爆被爆者老人のため・清鈴園を支える運動のために」

(予告)
 教会夏期全体集会 8月21日(土)〜22日(日)教会に一泊。
 主題「神に育てられてゆく – 伝道の問題を考える」
 講師・小林晃氏(浦安伝道所)


BOX-1. 岩国教会所蔵史料

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