1976年11月28日 待降節 岩国教会週報
「先週(永眠者記念聖日)説教より」マタイ11:28-30
(岩国教会牧師12年、健作さん43歳)
すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。(マタイ11:28)
『休ませる』という言葉を、英語の聖書でリフレッシュ(refresh)とかリリーフ(relief)と訳している訳しているものがある。イエスの与える『休み』は、死せる休止ではなく、新たにされること、元気づけ、励ましであることがわかる。イエスは『重荷』(当時の人には律法)を無くすような解放には導かれないで、負えば負うほど心が乱れてゆくような重荷を『くびき(軛)』へと変えられる。くびきは牛が二頭で畑を耕すために力を一緒に出し合う道具だが、くびきは負うことによって心が集中してくる。イエスがなされたような耕し方で問題を負う負い方がはっきり見えてくる。負い方がわかっているときには、希望がある。律法を自分の力で満たそうとした律法学者の手引きでは重荷であったことが、神を愛し隣人を愛せよ(マタイ22:36)と律法の重点をイエスが示すとき、重荷はくびきへと変えられてゆく。重荷であるもの、心が乱されるものを、隣人へのくびきと変えられ、その目が澄まされてゆく(マタイ6:22)ところにイエスは立っておられる。『わたしのくびきは負いやすい』(マタイ11:30)と語りかけつつ。
(1976年11月21日 永眠者記念礼拝 岩井健作)
(報告欄より)
共同の祈り「市民講座のために」「待降節(アドヴェント)の備えのために」
礼拝後、教会学校小学科教師会(クリスマス準備)、夕礼拝。
西中国教区常置委員会 30日(火)
祈祷会・聖書研究会 12月1日(水)
和室家庭会 12月1日(水)
岩本二郎牧師講演会(市民講座)岩国東教会
・主題:公害と市民生活、カドミ汚染米が食卓に
中谷裁判公判 2日(木)山口地裁
NCC兵士センター館長協議会 30日〜2日、川下センター
:ニューヨーク、沖縄(神山沖縄教区議長と山里勝一牧師)、韓国、香港の各センターが参集(岩井陪席参加)。
教区信徒大会は、種谷牧師(尼ヶ崎教会)が牧会権の裁判を聖書を最後の拠り所として戦ったことを省みて語られた証しを感銘深く聴きました。2日目、約80名が広島市内を「信教の自由」を訴えデモをしました。
市民講座:岩村信二牧師(大森めぐみ教会)講演会(11月25日)は婦人矯風会の後援、幼稚園母の会の協力を得て、盛会のうちに終わりました。神学的に創造論に立脚した結婚観・夫婦の在り方、さらに性教育につき分かりやすい話でした。


