幼児祝福の祈り(1992 週報・祈祷)

1992.5.24、神戸教会
復活節第6主日・花の日・子供の日
(CSとの合同礼拝:269名)

(神戸教会牧師15年目、牧会34年、健作さん58歳)

 愛といつくしみに充ちた天の父なる神様。

 今朝は、赤ちゃんからおじいさんおばあさんまで、みんないっしょに礼拝することができて感謝いたします。

 神様、今日は大人たちは、幼な子たちに、神様の豊かな祝福が加えられるように心からの祈りをもって集まっています。

 特に、誕生から6歳までの幼な子たちのことを覚えます。

 この子たちには、温かい家庭の育み、幼稚園での友だちや教師との出会いの中での成長が与えられています。

 社会の守りがあります。

 目には見えないけれども神様の導きがあります。

 すべてを感謝いたします。


 けれども神様。

 この子たちを取り巻く世の中には、環境の汚染があったり、交通事故の危険があったり、原因のわからない病気があったりします。

 お金持ちや力の強い人だけが大事にされて、体の不自由な人やよその国の人が差別されるようなこともあります。

 神様のみこころが忘れられていることがあります。

 どうか、そんな世の中にあって、この子たちがイエスさまのことを知り、イエスさまのなさったように、やさしい心で人々を愛し、美しい花のように香りを放ち、光の子どもになることができるように守ってください。

 そして、この子どもたちを祝福してくださることによって、私たちに希望を与えてください。

 このお祈りを、ここに集う人のこころの中にある祈りと共に、イエスさまのみ名によって、おささげいたします。

アーメン


1992年 週報

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