1976年5月23日 岩国教会週報「先々週の説教より」
ヨハネ12:20-26、第一ヨハネ4:13-14
(岩国教会牧師12年、健作さん42歳)
一粒の麦が…もし死んだなら、豊かな実を結ぶようになる。(ヨハネ12:24)
よく知られたこの一句は、イエスに会いたいと云ったギリシア人を取り継いだイエスの弟子ピリポとアンデレに語られている。ギリシア人はギリシア精神を代表する。理性により知識として秩序づけて何事も理解しようとする生き方がその特徴だとすれば、一粒の麦の死が新しい生命につながるという常に行為にまで結実することを求めるイエスの生き方(十字架と復活)は、ギリシア精神とは水と油の関係にある。水が油に接するが如き出会いの媒介となったのが、ピリポとアンデレである。彼らは適当な受け答えをせず、イエスとおよそかけ離れた人々をイエスのもとまで繋いでいる。私たちは伝道や証し、信仰の交わりで、求める者を十字架と復活のイエスのところまで繋いでいるだろうか。信仰についての適当な理解でお茶を濁していることがないか。反省させられる。
さて、本論のイエスの応えであるが、「もし死んだなら」というのを条件として受け止めると、私たちには死ねない自分、捨てられない自分に引っかかって、身動きがとれない。また説明や知識であれば、力を持たない。しかし、これを単純に事実であると受け取る時、そして、それはまさしく神の事実、福音であり、しかも、小さな種の日常事実であると受けとる時、この一句は私たちへの招きとなる。
(岩井健作)
(報告欄より)
共同の祈り「求道の方たちのために」
礼拝後、教会学校教師会、中学生キャンプ実行委員会。
教区常置委員会 24日(月)
幼稚園遠足 25日(火)
牧師在宅日 25日(火)午後4時〜10時
家庭集会 26日・28日
祈祷会・聖書研究会 26日(水)
婦人会 27日(木)
《第14回 西中国教区 山口東分区信徒大会》
光市聖光高校講堂において、11教会・1伝道所より151名が集まり、合同礼拝・講演・分団が行われました。金井愛明牧師(大阪北伝道所)は、ルカ10:25-37により「私の隣人」の説教の中で、釜ヶ崎での奉仕と伝道を土台として、①神を愛し隣人を愛することをイエスの命令として受け取ること。②具体的に祈り、手助けする隣人を持たねばならぬことを説かれた。席上献金は、釜ヶ崎「いこいの家」運動に献げられた。光教会の柳井・大島の各担当教会が感謝のうちに準備して下さり、交わりを深めた。


