(サイト記)
3.11 東日本大震災から8年。
本サイトに、震災直前の3月9日 「望楼 高江」がある。次のテキストは4月16日「望楼」、原発事故をめぐるエネルギー問題。続いて5月28日の「望楼」脱原発。続く「望楼」では、原発に無批判であった懺悔の祈り、避難所訪問の「望楼」と続く。
東日本大震災後のテキストをアップすることが、このサイトの次の仕事になる。
3年半を経過した時点、2014年10月12日「今の時代を生きるということ − 目を覚ましていなさい」の中で、今の時代を5つの言葉で端的に表現している。最初に「エネルギー問題」を掲げていることを見過ごすことはできない。
① エネルギー問題(脱原発)
② 憲法問題
③ 沖縄
④ 言論の自由
⑤ 格差と貧困
優先順位というよりも、自らが無批判であったことに対する自戒を込めて、意識的に順序を組み立てたのであろう。
(今なら沖縄辺野古の県民投票に本土側がどう応答するかが喫緊の課題として挙げられていたかもしれない)
2011年3月11日以降、健作さんのテキストには、それまでの震災、沖縄、基地、憲法のテキストに織り合わされるように「脱原発」が前面に出てくることになる。「脱原発」の姿勢にブレは一切ない。
「脱原発」というテーマは「岩井健作.COM」にとって欠くことのできないものと考えている。「望楼 コスモス」「望楼 小さな脱原発集会」のような小さな物語(テキスト)を集められればと思っている。