高江(2011 望楼19)

2011.3.19 キリスト新聞

(東日本大震災直後、明治学院教会牧師、求めすすめる会代表、健作さん77歳)

 沖縄本島北部の東村高江では、米軍ヘリパッドの移設工事が強行され、阻止する住民ときわどい攻防が続いている。日基教団岩国教会の大川清牧師も応援に出かけてきたという。

 高江地区は集落の安全とヤンバルクイナ、ノグチゲラなど希少な固有種の保護、住民の水源確保など、何よりも戦争荷担拒否から反対決議をして、工事監視を続けているので、4年前に着工されたが進んでいなかった。

 だが菅政権がそれを強行した。米国からの指示だろうかとさえ疑う。これほどまでに米国従属の政府を許してよいのだろうか。このことを大手メディアではほとんど見かけない。ただ、東京新聞だけが3月1日の「こちら特捜部」で報じた。特筆評価したい。

 沖縄県企画部は「2010年米軍基地返還跡地への夢 絵画コンクール」入選作品を公表した。県内の小中学生から1001枚の応募があったという。ホームページで小学校低学年、高学年、中学校の最優秀賞を開けてみた。「にじいろのでんしゃにのってみたいな」「沖縄だよ ぜーんぶ集合」「未来へ続く美らパーク」。青い空と海、そして緑、躍動する子どもたちが描かれている。子どもたちの夢を実現するのは、「本土」の責任ではないか。(健)

沖縄県国頭郡東村高江

東日本大震災の後(2011 望楼20)