1973年11月18日 永眠者記念礼拝
岩国教会週報
(岩国教会牧師8年目、健作さん40歳)
《1973年度 山口東分区 信徒大会》
前週1973年11月11日(日)午前10時〜午後4時 於岩国教会
合同礼拝説教:李仁夏(イ•インハ)牧師「愛することの冒険」マタイ5:38-48
(在日大韓教会總会長・川崎教会牧師・日本キリスト教協議会書記・神学博士)
講師:李仁夏牧師の説教と講演を聴き、信徒大会も終わりに近づいた分団では、それぞれが自分の場での献身の気持ちを新たにしつつ語り合いました。私の分団でも、K教会の明治生まれの壮年の方が「結局、勇気が必要なのだとしみじみ感じた」と語っていました。また他の分団では「愛とは自分を苛立たせる者に心を開くことで、傷を負う愛が人間を変える、という言葉は身にこたえました」とも語られていました。在日朝鮮(韓国)人(61万人)の傷を負いつつ福音に生かされるという講師による言葉の意味が私たち一人一人を動かした集会でした。
午後の講演は「今日における救いとキリスト者の現在」と題し、川崎で在日韓国人と共に生きる体験、特に朴君(朝鮮人であるため日立への入社を取り消され、初めて訴訟を起こした)との出会いの体験に基づき、また世界教会協議会での活動を踏まえて話された。「今日においても救いのメッセージは変わっていない(使徒10:34以下)。これを今日の歴史状況の中で、聖霊の働きとして分かち合い、経験し合うことが宣教である。日本人だけを見つめている日本人論は危険だ。アジアの人々と関わっていくとき、キリスト者はキリストの働きに応答し隣人となる。その人にとって意味あるものとなり用いられる。抑圧されている者がいる時、キリスト者には中立・中道はあり得ない。そこに献身がある。」(李牧師談)
会場準備を引き受けた教会として、前日迄の準備もそれぞれの働きで出来、感謝でした。
(1973年11月18日 岩国教会週報 岩井健作)


