『兵士である前に人間であれ-反基地・戦争責任・教会-』岩井健作 (2014 ラキネット出版)
2014.7.20 発行
(明治学院教会牧師、80歳)
兵士である前に人間であったら、軍隊は成り立たない。
だから徹底的に弾圧された。
しかし、ベトナム戦争時、岩国では「人間であれ」と自らに言い聞かせて米軍海兵隊兵士が反戦活動をした。
私は当時、基地の街で牧師をしていて、彼らの活動にお付き合いをした。
その当時のエッセイが第一部。
40年を経た今、読んでみて意外と新鮮なのは、政府が集団的自衛権行使容認に踏み切った状況だからである。
「国家」と最後に対峙するのは裸の「人間の魂」である。
戦後キリスト教を生きてきて、そこを突き詰めるためにも「戦争責任」「沖縄との関わり」を第二部で論じた。
この本で隠れた仲間と出会えればとの思いを深くする。

あとがき(2014 書籍『 兵士である前に人間であれ』)
はじめに(2014 書籍『兵士である前に人間であれ』)
2014.1.6 時点の「はじめに」
最終版は2014年3月30日執筆で
最終版の文字数はざっと倍。
『明治学院百五十年史』(2013 引用)
『明治学院百五十年史』 発行所・学校法人 明治学院
編集・明治学院百五十年史編集委員会、2013年11月1日発行
(出版時、明治学院教会牧師 健作さん80歳)
“『明治学院百五十年史』(2013 引用)” の続きを読む書評『滅亡の予感と虚無をいかに生きるのか 聖書に問う』
「最も貧しくされた者」の視点から「住宅街の教会」を問う(2012 書評)
渡辺英俊著『虹を追って−ある牧師の五十年』(ラキネット出版 2011)紹介
2012.1.17 のタイムスタンプ、発表誌不明
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「最も貧しくされた者」の視点から「住宅街の教会」を問う(2011 渡辺英俊著『虹を追って − ある牧師の五十年』書評)
『虹を追って − ある牧師の五十年』(渡辺英俊、ラキネット出版、2011.8.15 発行)
2011.9.8 執筆、掲載誌不明
“「最も貧しくされた者」の視点から「住宅街の教会」を問う(2011 渡辺英俊著『虹を追って − ある牧師の五十年』書評)” の続きを読む『喜んであなたのパンを食べなさい』(2009 書評・ブラジル・コヘレト)
『喜んであなたのパンを食べなさい − ともに学ぶ「コヘレトの言葉」』(マリア・アントニア・マルケス、中ノ瀬重之、訳:大久保徹夫・小井沼眞樹子、ラキネット出版、2009年1月)
2009.4.20 執筆、「ぽーぼ」掲載
“『喜んであなたのパンを食べなさい』(2009 書評・ブラジル・コヘレト)” の続きを読む教会は生きている − 住宅街と寿地区の狭間での教会論(2009 北村慈郎著『自立と共生の場としての教会』書評)
『自立と共生の場としての教会』(北村慈郎、新教出版社 2009)
2009.3.12 執筆、掲載誌不明
“教会は生きている − 住宅街と寿地区の狭間での教会論(2009 北村慈郎著『自立と共生の場としての教会』書評)” の続きを読む