新刊『聖書の風景 小磯良平の聖書挿絵』岩井健作 (新教出版社 2018年)

岩井健作著 2018年3月31日発行 本体2500円+税   新教出版社

この絵が持つメッセージは何であろうか。私は、「人間イエス」が「独りである」というところに焦点を絞って受け取りたい。イエスが「独りである」というのは、聖書の強力なメッセージである。祈りにおいてこそ深い意味で「独りになる勇気」を持ち得るということは、私たちに与えられた恵みなのである。
(「ゲッセマネの祈り」の解説より)

日本を代表する洋画家小磯良平(1903-1988)が、日本聖書協会から委嘱され口語訳聖書のために書き下ろした32枚の聖書挿絵。生前の小磯と親しく接していた著者が、画家の人生行路と重ねつつ、1枚1枚の挿絵を読み解いていく。はたして画家は聖書から何を読み取ったのか。(帯より)

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