雑録(1998 待降節)

1998.11.29、神戸教会 週報「雑録」より、待降節 ①

1995年1月の阪神淡路大震災から4年
(牧会40年、神戸教会牧師 20年目、健作さん65歳)


 11月17〜19日(火〜木)、第31回教団総会。

 今総会の中心は「合同とらえなおし」。沖縄側の「名称変更案」を如何に真摯に受け取るか、本土側の「謝罪する件」が可決できるか、課題だった。

 結果は、両者共、第32回総会まで継続となった。

 二日目(水)早朝、H .T姉の訃報が入り、急遽帰神、後者の提案説明代役を引き受けていたのに、果たせなかったのが心残りだったが、その分、藤村洋兄が神戸教会総会決議の結果をたずさえ、議場に「謝罪」の必要を訴えて下さった。

(サイト記 ▶️ 2002年、第33回教団総会で「とらえなおし」関連議案が審議未了廃案。沖縄教区選出議員議場退席。)


 11月23日(月)。「神戸で『再会』をみる会」の最終実行委員会。

「長」を引き受けたものの、いま一つ「券」が売れていないのが心配。

 中国への侵略という親の世代の罪責を子の世代がどう受け取っていくか、がテーマの演劇。中国国家主席来日の時にかなった上演だ。

 神戸新聞での予告記事を切に待つ気持ち。YM、YWへ再々度の依頼に廻る。主演女優・横井量子さんから「よろしく」との手紙が届く。

(サイト記 ▶️ 2011年『哀しみの南京』)

 松戸(長・石井錦一牧師)は大成功で、感動の余韻さめやらぬとの情報がとどく。飛田雄一さん、事務局長・赤川祥夫牧師と連日のファックスのやりとり多し。


 11月24日(火)。午前、神戸神泉伝道所の特別集会「小磯良平と聖書」に続き「田中忠雄と聖書」。

 スライドを用いて田中さんの作品にもられたメッセージを汲む。N.Aさん所蔵の『荒野のキリスト』を展示。神戸教会西地区のS姉も参加総勢6名。


 午後。かねてより兵庫県私立幼稚園協会「102条園」部会の所(ところ)委員長が要請していた「知事との懇談」が15分間、県公館で貝原知事の計らいで持たれた。

 所・嶋津・岩井の3園長が参加。「102条園」を幼児教育の光に、との理想を込めて、行政の理解を訴えた。ダウン症児T君が存在した保育の温かみをエピソードとして話した時、幾分か知事の心が動いたような気がした。


 その足で、日米防衛協力のための新指針(新ガイドライン)に反対する市民団体からの申し入れをするため、神戸市総務局、県総務部を「百万人署名運動」の世話人数名で訪問。

 防衛庁から「周辺事態法案」についての説明があったか、港湾施設や道路、病院などの使用が求められた場合の対応等6項目の質問を提出した。


 11月25日(水)。祈祷会での感話はK.S兄。

 関西学院と中国・吉林大学との長年の交流経験を通して、日中友好は、違いの認識からとのお話。二千人ほどの田舎の村のカトリックの教会の話、デウスを「天主」と訳した中国のキリスト教受容。戦責について、日本は天皇の退位を戦後実現すべきだった等々、心に残った。

(I)


▶️ この日の礼拝説教「僕の道」

▶️ この日の 牧会祈祷