教区社会問題セミナー報告(1976)

1976年1月18日 岩国教会週報

(岩国教会牧師11年度、健作さん42歳)

《日本基督教団 西中国教区社会問題セミナー》岩井参加
1976年1月14日(水)17時〜15日(木)15時、於ゆだえん
 主題「ベトナム以降、日米韓新安保体制下における闘い:ヤスクニ・中谷訴訟支援のため」
 講師:青地晨(しん、日韓連帯連絡会代表、評論家)


 初日14日(水)夕方は各地の現場報告が次々となされました。今年は一段の参加者増。中谷訴訟、ヤスクニ、NCC岩国兵士センター、四頭筋短縮症問題、カドミ汚染米問題、国鉄幡生工場(山口県下関)安全祈願祭問題、部落解放、広島在日朝鮮人政治囚支援、等々。みんな地味な報告だけに、日常の戦いの深さが身に伝わりました。翌15日(木)の青地晨氏の講演時には参加者80名ほどになり、同氏の原体験である1942年(昭和17)の横浜事件(治安維持法により神奈川県警特高が「中央公論」「改造」らの雑誌編集者60名〜90名を拷問し共産党支援者にでっち上げ、2名が死亡した冤罪事件)を基に韓国政治囚の立場を考え、被圧迫民である韓国人とのつながりを、金大中拉致事件をきっかけに持ち始めた経緯、及び韓国のキリスト者の働きと信仰を語った講演は、聴く者を感動に包みました。分団と全体討論を通じ、朝鮮への差別と表裏一体の関係にある天皇制・ヤスクニ、そしてそれに対する戦いが繋がっていることの認識を深めました。

(1976年1月18日 岩国教会週報 記名なし)


BOX-1. 岩国教会所蔵史料

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