1975年2月16日 岩国教会週報
(岩国教会牧師10年、健作さん41歳)
強行制定以来9回目の「建国記念の日」即ち我々の2.11「信教の自由を守る日」を迎える。毎年だが、流れに抗して行動するには気力とエネルギーがいる。「神を愛せよ。そして隣人を愛せよ」というイエスの教えがこの日を支える素朴な信仰のエネルギーとなっていることを感じる。紀元節の根源は天皇制であるし、神を愛する信仰がこれとぶつかる。そして、天皇制の被害者たる韓国の隣人及びその民主化の戦いと連帯するために、この日に私たちの意志表示をすることの大切さを思う。
1月18日 準備会のハガキを出す。35通。
1月21日 準備会。経過報告。集会原案、仕事の分担を決める。参加7名。
1月30日 ビラ配布500枚、ハガキ80通。ポスター35枚、各教会への支援依頼、作成配布。
2月3日 自治会を通じ市報と共に「建国記念の日」奉賛のビラが来る。市報に市の参加呼びかけあり。
2月4日 地区労関係に集会趣旨文書配布。
2月6日 地区労関係者と、市長に建国記念日の奉祝に参加することへの抗議を行う。
2月10日 声明文原案作成。
2月11日当日朝 奉賛会の宣伝カーが「雲にそびゆる…」のマーチを流し「お酒やお菓子のお土産があるから…」と市民に奉祝参加を呼びかけている。R会は各班3名の参加動員をかけているとのこと。この行事に参加したT氏の感想。千人くらいの参加。始めに市長の挨拶があり、老人が多く盛り上がりはないが、このようなことを放置し、無関心であることの危険を語る。
当方の集会、参加者は少ないが、キリスト者以外から、教師、市議会議員、主婦等の多方面な参加あり。今年は「信教の自由、政教分離」の問題につき地道な学習と積み上げをしなければと心に思った。
(岩井健作)
1975年「思想と信教の自由を守る岩国集会」
日時:2月11日(火)午前10時 於岩国中央公民館
講演と討論「時代錯誤に抗する力 – 自衛官合祀拒否訴訟の意味するもの」
講師:林健二牧師(山口信愛教会)
主催:思想と信教の自由を守る会


