バザーに寄せて学んだ二つの聖書テキスト(1974)

1974年11月10日 岩国教会週報

(岩国教会牧師9年目、健作さん41歳)

 先週(11月3日「大人と子供の聖日合同礼拝」)、礼拝後の幼稚園との共催バザー(収益は清鈴園、亀の里、社会館支援のため)に、多くの方々の(隠れたご奉仕を含め)多くのご奉仕が結び合わされ、無事に終えることができましたことを感謝したいと思います。講壇では、蛯江(えびえ)紀雄さん(原爆狐老の特別養護老人ホーム清鈴園園長)により、子供と大人との合同礼拝説教が、ヨハネ5章2節〜17節に基づき行われました。説教を通して、蛯江さんは①清鈴園、亀の里(身障者自活アパート)、社会館の働きが教会の皆の業であること、②手萎え、足萎えた人々の身体機能の回復の訓練がその人の生きる喜びにつながっていくこと、③弱き病める隣人を想い、心の回復の機能訓練を奉仕の業を通し実践することが自分にとって「主に従う」ことである、と語られました。「起きて、あなたの床を取りあげ、そして歩きなさい」(ヨハネ5:8)。20年間、寝たきりであった病める高齢者が、清鈴園に入居して機能訓練をする過程で、20年の時を経て、初めて四つん這いになることが出来た時のエピソードは、真に感動的でした。

 水曜祈祷会では、マルコ1章40〜44節を学びました。①イエスが病める者から呼びかけられていること、②社会への復帰が強調点であること(参考『イエスとその時代』荒井献 p.85-)。ここにも私たちの社会福祉への関わり方が示されています。

(1974年11月10日 岩国教会週報 岩井健作)


BOX-1. 岩国教会所蔵史料

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