1971年7月25日 岩国教会週報
(岩国教会牧師6年目、健作さん37歳)
去る7月4日午後、教区からの問安のために筒井牧師(呉山手教会・教区書記)が来岩された際、大竹・岩国東・周防・岩国の地区4教会合同で役員会レベルの集会を行った。当教会からは長老の他、青年・婦人代表が参加した。桝田牧師の司会で各教会参加者紹介に始まり、初めは当面する教団問題等で意見が交わされた後、マックウイリアムス牧師より地区教会共同の使命として、岩国基地米兵の中から続いて起きている良心的兵役拒否者(C.O、conscientious objector)支援の具体的取り組みとして、目下そのための相談場所の確保の必要が訴えられ、討議が行われた。結論が出るまでには至らなかったが、今後この問題に対して教区のバックアップが依頼され、また各教会での討論をしようということで終わった。良心的兵役拒否者支援の活動は、合法的な人権を守ることであり、現在岩国基地ではGI(兵士)のその権利も理由のない延期や妨害で妨げられているのが実状である。良心的兵役拒否者の歴史は、キリスト者の血によって勝ち取られたものであることを考えれば、このために働くことは教会の使命である。また、日本の軍国化の中で、徴兵制に内側から抵抗していくために欠かせない視点でもある。『C.O』(”シオ”、良心的兵役拒否者)は『塩』(”シオ”)に通ず。『C.O』を決心した若者たちは、地の塩でもある。みんなと支援をしていきたいと思う。
(1971年7月25日 岩国教会週報 岩井健作)


