川和教会 横浜(2005 教会と聖書19)

川和教会 2

「教会と聖書」36号(2005年1月27日発行)所収

(前神戸教会牧師、前川和教会代務牧師、健作さん71歳)

 教会堂には思わぬ面持ちがある。事務室の窓から眺めるこの川和教会の風景もその一つである。

 でも、ほとんどの教会員は「あら、どこ」といった思いだろう。無牧の期間、役員は教会のマネージメントをそれぞれ分担し、この部屋を拠点に、任務を遂行した。会議もここで行われた。中心的奉仕者には馴染みの「窓の構図」であるに違いない。私も短い期間であったが代務者として、温かみを抱いていた場所である。

 この事務室は意外とよく整理整頓が行き届いている。生来ものの整理の苦手な自分にとっては驚異であった。ふと気がつくと、この部屋にはもう一つの「窓」がある。パソコンである。情報がこの「窓」から入ってくる。そうして、この分野に明るいもの達が、「ホームページ」委員会を立ち上げ、なかなか洒落たHPを発信し始めた。若い牧師が招聘され、一段と華やいだ雰囲気が添えられた。

 私は「特別寄稿」という欄で、時折、エッセイを載せてもらっている。「緑に光る美術館」「ターミナルの小さな劇場」「被災地の教会を訪ねて」など。ホームページにはリンクという窓があって、窓からまた「窓」を覗く楽しみがある。

川和教会1出会いを感謝して

兵庫教会(2005 教会と聖書20)

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