2005.1.19 執筆、掲載誌不明
阪神淡路大震災(1995.1.17)より10年
(日本基督教団教師、神戸教会前牧師、川和教会前牧師代務者、71歳)
10年経って被災者の底辺層では、生活、就労、健康、居住の問題が一層困難を極めている。
それは、市民の「調査実行委員会」の調査結果で明らかになった。
2005年1月16日(日)午後、それに基づく市役所前テントでのシンポジウムのパネラーに、ルポライター鎌田慧氏らと共にキリスト教を代表して岩井が参加。
1月16日(日)午前は兵庫教会の「地震逝去者記念礼拝」。
17日(月)10年前、阪神淡路大震災が起きた日、「啓明学院中高追悼礼拝」で説教。約1,200名の男女学生の傾聴に心を打たれた。
17日(月)夜、兵庫教区の「全逝去者記念礼拝」が、昨年末に再建された「神戸栄光教会」で行われた。参加者370余名(内100名は全国諸教区より)。勝村弘也・神戸松蔭女子大教授の説教は前記「調査実行委員会」の委員だけに感銘を与えた。
神奈川からは、私と翠ヶ丘教会の井殿準牧師、お連れ合いとそのご父君が参加。
思い出せば、10年前の1995年1月16日、私も居合わせた彼らの結婚式が尼崎教会で行われ、お連れ合いの母君は翌早朝の阪神淡路大震災で死去。
「10年なんとか独りでやってきました」との父君の言葉が身に沁みた。
本間文さんの姪、神戸栄光教会員・清水操さんにも久し振りにお会いできた。