「教会と聖書」24号(2003年9月19日発行)所収
(川和教会代務者、健作さん70歳)
土曜日の昼下がり、大阪でも屈指の証券会社街は人通りも疎らである。
浪花教会の会堂をスケッチしていると、何事と、近所のおばさんが改めて見慣れた会堂を見上げていた。典型的なヴォーリズの建築はビルの谷間で街の古さを物語っている。私もここにはよく通った。
『基督教世界』誌の編集委員会、日本キリスト教海外医療協力会関西支社、関西労働者伝道委員会などの活動はここを拠点にして行われてきたからだ。
ここ30年余それらの動きの中心だったこの教会の牧師・三好博がこの6月他界して、建物も淋しさを滲ませているように思えてならない。彼の再起の執筆を待って休刊をしていた本誌は追悼を超えて続刊に腰をあげる。
左から二人目が三好博さん。左に健作さん、右に野本真也さん(野本真也さんのアルバムより)。
横須賀 船越教会(2003 教会と聖書 ⑭)
三好さんご苦労様でした(2003 出会い)
三好博さんの人柄と運動(2003 出会い)
浪花教会130周年に寄せて(2006 回想・同志社時代)