神戸教会 諸集会報告(1995 震災直後・週報)

1995年1月17日(火)〜25日(水)
神戸教会 諸集会報告
1月29日の週報に掲載
▶️ 説教「街を守る」
▶️ 週報「地震の後に」

(牧会36年、神戸教会牧師17年目、健作さん61歳)

《1月18日(水)祈祷会》震災の翌日。

 震災二日目。

 韓国より金日太兄かけつけてくださる。

 名古屋空港経由で、レンタカーに乗って……。

 期せずして4人(金兄、牧師夫妻、伝道師)で祈祷会を守る。

 静かな祈りのひととき。


《1月22日(日)CS花隈校礼拝》震災から5日。

 近所に住んでいる生徒3名が集まる。

 浅井神学生の司会。青木伝道師のお話。

 元気一杯の子供たちに大いに励まされる。

 幼稚科は16名が集まった。


《1月22日(日)主日礼拝》

 震災後はじめての主日礼拝。

 皆がピンチヒッターをつとめる。

 説教「地の基震い動く時」:岩井牧師。

 司会・富川直彦執事。奏楽・橋本貴子姉。受付・岡田長保執事。献金・小林薫執事、船越和夫執事。

 石油ストーブを礼拝堂に移して、総勢21名の礼拝。

 応唱は奏楽者の他4名の聖歌隊員が担当。


《1月22日(日)教会員懇談会》震災から8日。

 礼拝堂から階下講堂に会場を移し、午前11時20分より「教会員懇談会ー被災、今なすべきこと」を開催。

 23名が集い、緊迫した雰囲気の中で話し合いの時をもった。

 開会祈祷、司会は岩井牧師。

 教会の状況説明に続いて、情報交換と今後の対策について懇談。以下の通り。

① 消息・安否を互いに問い合う。

② 礼拝への交通手段のための車の奉仕ができる人はする。

③ 遺体安置所(23日まで)終了の後、行政と連絡、避難の便に供する。

④ 塔の亀裂は専門家の調査を要請する。

⑤ 避難生活者にできる支援を、教区・教団と連携して行う。

 富川直彦執事、岩井牧師によるまとめ。

 岡田長保執事の祈祷をもって、午後0時35分閉会。


《1月25日(水)祈祷会》震災から11日。

 感話は橋本貴子姉に急遽ピンチヒッターを依頼。震災に対する思いを語られる。

 藤村洋執事もかけつけて、この1週間の会社の様子をお話しくださった。

 伝道師による聖書研究の後、祈りを合わせる。

 総勢5名。


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