1971年4月4日 受難週
岩国教会週報
(岩国教会牧師6年目、健作さん37歳)
(以下は、1970年3月7日の定例長老会での討議を書記がまとめたもので、この内容を約二百字にまとめて、教区に提出しました。岩井健作)
1970年度 岩国教会 活動総括
教団の戦責告白の真の受肉化のため、社会問題に積極的に関わり、地域に奉仕していくことを目標に、本年度の活動を行ってきた。しかし、万博・東神大問題等で告発された既成教会の体質の欺瞞性といわれるべき問題点を受け止め、キリストを頭(かしら)とする真の教会を形作ることは大きな問題として残されている。
主な活動として(1)戦責告白の受肉化として①靖国法案阻止活動、②(原爆孤老のための特別養護老人ホーム)清鈴園建設活動、③基地問題(米兵士との対話等)を、日本の軍国化阻止と平和への証しとして取り組んできた。(2)地域への奉仕として幼稚園・教会学校の教育活動を通しての人間形成に力を注いだ。(3)教会活動のマンネリ化を防ぐため、青年・婦人代表の陪席のもと、長老会の協議・決定を行った。(4)家庭集会を拠点とする伝道で地味ではあるが、新しい人たちと交わりが育ちつつある。
教会の体質変革の中で残されている問題は、礼拝出席者の減少である。特に青年・高校生の求道者が減っている。時代の傾向と共に礼拝のあり方へも反省がなされなければならない。教会員一人一人が信仰による自覚を持ち、生きた証しをしていくことが求められている。
(1971年4月4日 岩国教会週報)


