川和教会 横浜(2004 教会と聖書16)

川和教会 1

「教会と聖書」30号(2004年4月30日発行)所収

(川和教会代務者退任から1ヶ月、健作さん70歳)

 神奈川県の港北は緑の多い丘陵地である。そこを縫って流れる鶴見川と恩田川が合流するところに川和町がある。

 70余年前、川和教会の伝道が夏季臨時託児所の活動と共に始められた頃、ここはこの地方の行政の中心であった。今は超巨大なニュータウンの縁に位置している。発展した社会福祉法人川和保育園は木々の自然と子どもの遊びを保証する故に全国に名高い。

 教会を素描すれば、会員55、礼拝32、年間予算約664万。土地、会堂、牧師館を保有する。大都市郊外の立地からか都市給与生活者・年金生活者が中心の会員構成。高齢者層・女性層が多い。日本プロテスタント教会の平均像に近い「住宅地の教会」である。

 宣教姿勢が現代日本や世界の人間の苦難に少しでも開かれたものであれば、と願いつつ2年間この教会の代務者牧師を務めて、鎌倉から通った。この春、祈りを秘めつつ若い牧者にバトンタッチをした。この教会は私の第何番目かのふるさとになるであろう。欅の大木の芽吹きも近い。

川和教会ホームページ(外部リンク)

出会いを感謝して

神戸バプテスト教会(2004 教会と聖書17)

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