幼児祝福の祈り(1993 週報・祈祷)

1993.5.23、神戸教会
復活節第7主日、花の日・子どもの日
CSとの合同礼拝(193名)

(神戸教会牧師16年、牧会35年、健作さん59歳)

この日の説教、ヨハネ福音書 3:16「神様からの贈物」岩井健作

 ”神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。”(ヨハネ 3:16、口語訳)


「幼児祝福の祈り」

 いつくしみ深い天の父なる神さま

 今朝は、0歳の赤ちゃんから、100歳のおばあさんまで、みんな集まって、神さまを礼拝することができて、感謝いたします。

 特に、お誕生から6歳までの子どもたちへの神さまの祝福をお祈りいたします。

 この子たちが、家庭の育み、お友達や教師との出会い、社会の守り、神さまの愛によって、育てられてきたことを、感謝いたします。

 これからも、ずっとお守りください。


 けれども、神さま、今の大人たちが作っている世界には、戦争があったり、北と南であまりにも豊かさ・貧しさの違いがあったり、自然環境が悪くなったり、交通事故があったり、お金持ちや強い人だけが大事にされたり、体の不自由な人や他所の国の人が差別されたり、悲しいことも、いっぱいあります。

 イエスさまは、こういうことを悲しんで、十字架につけられて死ぬまで、みんなのために働かれ、神さまの御心も示されました。

 この子たちも、イエスさまのことを知り、イエスさまのように、やさしい心になることができますように。

 私たち大人も、イエスさまに従う心を与えてください。

 今日は、お花を飾って、礼拝しています。

 こんな美しい花を育ててくださった神さまの恵みを感謝いたします。

 花のように、人の心に慰めを与える力を、私たちにも与えてください。

 ここに集まった、一人ひとりの心の中にあるお祈りと一緒に、このお祈りをイエスさまの御名によってお捧げいたします。

(1993年5月23日 週報 岩井健作)


1993年 週報

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