北村慈郎牧師支援 集会&総会の挨拶

北村慈郎牧師支援 集会&総会の挨拶

「北村慈郎牧師を支援する会」世話人副代表:岩井健作

「北村慈郎牧師を支援する会」通信 No.10 所収 2014.5.28発行

 皆さま、こんにちは。今日は世話人代表の関田先生がこの時間、他の会合の役割で参加できませんので、私が代って、御挨拶を申し上げます。閉会には来られますので、 関田先生音頭の「主我を愛す」はその時に歌われると思いますので、御安心ください。

 三つの事を申し上げます。

 第一は、何と言っても、損なわれた北村慈郎牧師の「人権の回復」であります。宗教教団の中の出来事という形式論理で、地裁、高裁は肩透かしを食わせましたが、私たちは最高裁において、司法が憲法の精神に則り、人間の尊厳の回復を信じて訴えを行っています。弁護士の先生方の渾身の努力を感謝いたします。支援者の意見書、署名の運動を続けて参りましたが、これが最高裁の判事の心に届く事を願っての営みであります。

 又、支援体制の強化は、事務局のみなさんの、熱意ある地道な働きで、実を結んで今日まで歩みが続けられています。此の事を改めて感謝をしたいと存じます。これは大きな意味で、権力寄りに、形式的になりがちな司法への問いかけであり、また闘いでもあります。

 第二に、今日もテーマになります、教団の在り方への問いかけです。歴史的には戦後教団の宣教論を否定し、「戦責告白」を 認めず、隣人・抑圧された者たちと共に生きる、教会の現実を是としない在り方への、現在の教団執行部体制を批判し、かつ対話を強く促す運動であります。もちろん聖餐論を始め、あらゆる教会的課題への対話を促し、あるいはもっと強く言えば闘いであります。開かれた宣教論を具体的に展開した北村慈郎牧師に集中して現れた「ハラスメント」「一元的教憲・教規的権力支配」に対する批判的問いかけであります。

 第三は、この運動は、数の力を頼みとして、「一元的教憲・教規的教団支配」をすすめる教団体制への批判的対抗軸であります。ここで、北村慈郎牧師と改めて出会い、支援の志を同じくする者同士が出会い、励まし合ってゆく場であります。そういう意味では、教団には、現教団体制への批判的結集軸が幾つもあります。「教区」そのものがその役割を果たしている場合もあります。ここでの出会いを大切にし、ここで営まれる、思想的・神学的営為を深めて参りたいと思います。

 拙い、御挨拶とさせていただきます。