牧会祈祷(2013 待降節)

2013.12.1、単立明治学院教会 礼拝

(明治学院教会牧師、牧師最後の待降節、健作さん80歳)

天地の創り主、主イエスの父なる神

 12月を迎え、待降節の第一主日の礼拝を兄弟姉妹共々に守ることが出来て感謝いたします。

父なる神、

 私どもは、濃い世界の闇の中で、この待降節を迎えています。

 災害を思うと3・11以後、もう3年に近くなろうとするのに未だに16,000人の人たちが居住地に戻れません。

 フィリピンで台風の災害にあった人たちの惨状が伝えられます。シリアでは内戦によって200万人を超す難民がさまよっています。

 国内では70パーセントの人々が反対の意志表示をし、私たちも声を限りにその暴虐を訴えている「特定秘密保護法案」が国会で強行採決されようとしています。民主主義の根幹を揺るがす憂いを覆うことが出来ません。

「御国を来らせ給え」との切なる祈りに応えて、この闇に光をお示しください。私たちはこの待降節に「主よ光を」と改めて祈ります。

 悲しみの多い世にあって、献身的に人々に仕え、この世で人のつながりのために働いている人々を祝福してください。主よ、待ち望む信仰をお与えください。

神様、

 貴方は、この学園に、何の計らいか教会を設置され、貴方の小さな群れを起こされました。

 明治学院教会には、小さな群れには荷の重い使命が沢山与えられています。しかし、如何に小さくても貴方が起こされた教会です。貴方が導き、その使命を負うように導かれることを堅く信じます。

 貴方が招かれた一人一人の兄弟姉妹を、本当に貴方に従う者に相応しく育ててください。

 信仰の熱意、お互い同志の交わりへの細心の配慮、世の闇と闘う勇気を育んでください。特に、群れの牧者として立てられた下村優牧師を祝福してください。語る今日の「主の福音」に聖霊の導きをお与えください。

 また、この学院が建学の精神に相応しく、運営され、教育がなされ、教職員・学生の一人一人が貴方の祝福のうちにありますように。

 自らの病のため、高齢のため、また家族の看病のため、よんどころない用事のためにここに出席できない兄弟姉妹を、慰め、励まし、日々を生きぬく力をお与えください。

 クリスマスを覚えて行われる午後の「クリスマス・オルガンコンサート」が豊かな集会になりますように。

 準備の責任を負う兄弟姉妹、演奏に奉仕をする演奏者の上に貴方のお支えと導きをお与えください。

 一人一人が携えてきた祈りを、貴方が聴きあげてください。

 それらの祈りに合わせて、この祈りを主の御名によって捧げます。アーメン。

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