ゆるやかに“沖縄に”関わり続けませんか(2005 沖縄・もとすす)

2005年2月、発表誌不明(日本基督教団教師、前川和教会代務牧師、72歳)

「日本基督教団」から「沖縄」への意識が急速に遠ざかっていくような気がしませんか。

 皆様はどうお思いでしょうか。特に第34回(合同後19回)「教団」総会以後です。

 でも、沖縄では沖縄国際大学構内に米軍ヘリコプターが墜落・炎上し、しかも「安保条約の地位協定」によって日本の法による捜査もできないという事が起こっていたり、さらにこれを逆手にとって普天間基地の移転問題が名護市辺野古への海上ヘリ基地建設に拍車をかけているという緊急な事態が起きています。それは神奈川の米軍座間基地に世界戦略を遂行するを司令部が移ってくるという情勢とも関係しています。

 そんな緊急な情勢を教区・教会の宣教の持ち場に抱える沖縄教区は、この第34回(19回)教団総会に教区総会の意志で教団総会議員を送りませんでした。

 直接の理由は、第33回(18回)総会が、沖縄教区提案の「教団名称変更議案」をはじめ「合同問題関連議案」を審議未了廃案という扱いにした仕打ちにたいして「当分教団とは距離をおく」という事なのです。

 しかし、根っこには「やっぱりヤマトは『琉球処分』以来変わっていない」という思いがあるのでしょう。「教団」の現体制の方々は、その事にあまりお気付きではないようですが、「教団」にも心ある人々がいて、総会会期中に議員約90人が集まって、とりあえず冷えた関係を暖めようと「沖縄から米軍基地撤去を求めるキリスト者連絡会」を立ち上げました。

 その際、この働きに広がりを持たせるには、萎縮してはいるが「合同とらえなおし」の課題を含めて教会的な呼び掛けを持たせた方がよい、との意見もあり、とりあえずの「代表・事務局長」に指名された岩井健作・府上征三が、参加者にお手紙を書き、「仕切り直し」をして、事務局を担当してくださる京都の皆さんとも協議をして、会の名前を、少し長たらしいので恐縮なのですが、

「歴史に生きる教会・教団を求め、沖縄から米軍基地撤去を求め、教団「合同とらえなおし」をすすめる連絡会」(仮称)

 と名付けました。これでは「じゅげむじゅげむ」のようですから、略称を『求め、すすめる連絡会』といたしました。今まで「沖縄」に関わり続けて、いっぱい行動情報を持っておられる教区・地区・支区、任意のグループ、各個の教会、教会の社会部、などがおありです。そして教会でも個人として活動しておられる方々がおありです。

 とにかく、情報を交換したり、会報を出したり、地域・地域で集まったり、時には全国規模で(沖縄の方たちを含めて)集まったりして、一つの流れというか、熱というか、運動というか、そんなものを起こしてゆきたい、というのがこの「会」の趣旨です。

 まずは、呼び掛け・賛同者として孤々の声を上げたものの名を記します。これに続けて、多くの方々、グループ、教会、教会社会部などが賛同してくださるよう呼び掛けます。

 ゆるやかに“沖縄に”関わり続けませんかと呼び掛けます。

 よろしくお願いします。

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