1998.11.1、神戸教会、降誕前 ⑧、聖徒の日
(1990.10.4/1993.11.7/1994.11.6/1996.11.3/1997.11.2)
▶️ 同日「聖徒の日」によせて
▶️ 同日「生命の交わり」納骨者記念式
天地の創り主なる神
今朝、私たちは、あなたが み許に招かれた兄弟姉妹を覚え、記念して 礼拝を捧げています。
特に、この一年のうちに天に召された8人の方々を偲びます。
また、3年、5年、10年、15年、20年、30年の記念日を迎える方たちを覚え、ここに記念式をもつことを感謝いたします。
主よ、この1年間に亡くなられた方々のことを思うと涙を新たにします。
主の厳かな召しを覚えます。それぞれに走るべき道のりを走り、「人の子より帰れ」とのみ言葉に従って世を去られました。
残された者の悲嘆は言葉では表せません。しかし、その嘆きを通し、人生の深みと、永遠のいのちを教えて下さいました。
そして、それぞれの主の僕である器を通してなされた、あなたのみわざに目を注がせ給いました。
一人一人の証しは、遺族や親族にとって、また教会にとって、輝く宝であります。
どうか、その見えない信仰の遺産にあずかる者となさせて下さい。
幾年目かの親しい者の記念日を迎える方たちを加えての記念式を感謝いたします。
巡り来るたびに昨日のごとくありしを偲ぶ、その思いに、上より賜る新たなる恵みを注いで下さい。
どうか、この記念日に、「死に勝利する」主イエスの復活の生命、希望、神の愛とを新たない心に宿すことを得させて下さい。
私たちの教会の宣教のわざは主の許に召された信徒の兄弟姉妹の信仰により担われてきました。その聖徒たる人に続く私たちの信仰と生活、証し、教会形成、奉仕のわざを確かなものとし、強め、祝福して下さい。
今日、ここに集い得ない遺族の方たちにあなたの顧みを注いで下さい。
兄弟姉妹の心のうちなる祈りに合わせて、この祈りを、主イエス・キリストのみ名によって みまえに捧げます。アーメン。
▶️ 同日「聖徒の日」によせて
▶️ 同日「生命の交わり」納骨者記念式