1992.8.2、神戸教会
聖霊降臨節第9主日、平和聖日
(神戸教会牧師15年目、牧会34年、健作さん59歳)
この日の礼拝説教:ヨナ書 2:1-10 「祈りのある生活」岩井健作
礼拝後、KCF(Kobe Church Family)の会(参加者47名+子供15名)
原爆絵画展(社会部委員会)広島で被爆された方々が、自分の体験を描いた作品の原画展示。
午後5時から、教区「平和聖日」集会
1992年度 兵庫教区「平和聖日」集会の案内
日時:8月2日(日)午後5時〜7時
場所:神戸クリスチャンセンター
主題:「統一協会の実態を暴く」
講師:桑原重夫(大阪・摂津富田教会牧師、日本基督教団 原理問題全国連絡会 代表)
主催:日本基督教団兵庫教区・社会部
牧会祈祷
天の父なる神様
暑さの中、健康を支えられ、日曜日の礼拝を守ることが出来て感謝いたします。
神の前に立つ礼拝は、1週間の私たちの生活にピリオド・終止符を打つことです。
自分本位な思考や行動、その隠れた醜い心は誰よりもあなたがご存知です。
共に生きる、助け合って生きる、支え合って生きることの大事さを知りながら、それを志しつつ破れていく自分を思います。
あなたの愛と導きに委ねきれなかった罪を許して下さい。
十字架の死に極まったイエスの振る舞いと生涯に、逆説的に示された自由と霊的な生命とを私たちにも与えて下さり、新しい歩みを始めさせて下さい。
この礼拝が、私たちの人生のピリオドと、そこから始まる神の与える永遠の生命による希望への先取りを宿したものであることが出来ますよう祝福して下さい。
一人一人に聖書の言葉を通して、あなたご自身の語りかけを与えて下さい。
父なる神様、今日は「平和聖日」です。
この日は、原爆被災の体験を風化させず、戦争を国際紛争解決の手段とする国家の在り方に対して、民衆の意志をもって「否」を叫び続ける日、そのために真剣に祈る日として設けられました。
現実は強力な経済力を背景とした軍事力が国際間の秩序を保たせています。
私たちの国もその構成員です。
しかし、平和を願い人権を一歩一歩築いて来た歴史の流れがあります。
どちらの系譜に立つのか、あなたの招きのあるところを私たちにこの日示して下さい。
社会部の行う「原爆絵画展」を意義あるものとして下さい。
父なる神様、教会で結婚式を挙げた者たちの家庭を祝福して下さい。
今日、礼拝後その者たちの集いがあります。
参加出来る者もそうでない者も、初心や原点を新鮮に想起して、聖霊の導きを与えられますように。これらの家庭の子供たちの前途を祝福して下さい。
神無き生き方でなく、祈りのある、神の愛に包まれた家庭を築くことが出来ますように。
神様、週末から教会学校のキャンプです。
人数が多くなって、喜びと心配が交錯します。
奉仕する教師たちを支え、参加する子供たちに祝福を与えて、主の御心にかなうキャンプを行わせて下さい。
父なる神様、会堂改築と別館建築のための特別募金のわざを祝福して下さい。
この奉仕のわざを通して、一人一人の信仰が益々養われることを切に祈ります。
病める友に回復への希望を、悩みある友に神に委ねる心を、旅にある者に豊かな体験を、それぞれが増し加えられますように。
これらの祈りを主イエス•キリストの御名によって祈ります。
アーメン
(1992年8月2日 週報掲載 岩井健作)
CS小・中高科 夏期キャンプ(参加者 生徒78名、教師24名、合計102名)
日時:8月8日(土)〜10日(月)
場所:兵庫県立丹波林間学校
主題:「神様の庭で」