開催日:1983年7月17日(日)10:15-19:15
橋本滋男氏(同志社大学神学部教授)
礼拝説教「二人の祈り」《ルカ 18:9-14》、
午後発題「イエスとその後継者たち」
(サイト記)この時の記録は『土の器に盛られたいのちの言葉 ー 聖書をどう読むか』(神戸教会夏期特別集会記録、神戸教会 伝道部委員会 編集、神戸教会発行、2003年3月)に収められている。説教は同書3〜14頁、講演は15〜38頁に、いずれもテープ起こしによる詳細な記録として残っている。
夏期特別集会のご案内
ぶどうの木の枝のように、主イエスにつながる教会の会員と、道を求めて礼拝に出席する兄弟姉妹のみなさん。
今年の夏期特別集会の企画を別紙のようにお知らせします。
数ヶ月前より伝道・教育両委員会は計画を練り、役員会を経ていよいよ実施へと備えてまいりました。
昨年は「旧約聖書」を学びましたので、今年は「新約聖書の福音書」を学びます。
でも、それは単に学校風にでもなく、教養風にでもなく、といってただ敬虔的にでもなく、現代の状況を生きるキリスト者風に、そして「教会」として学んでいきたい、という願いが込められています。
昔、主イエスは、従ってきた弟子たちに「あなたがたはわたしをだれと言うか」(マルコ 8:29)と問われました。
この問いの前で人はそれぞれの答えをします。
現代、この神戸教会につながる私たちもそれぞれ答えをしていきたいと思います。
そのための学びをみんなで深めたいというのが、この度の主題のねらいです。
それぞれがもう一度、マタイ・マルコ・ルカの共観福音書を読もうではありませんか。
そしてこの分野の専門の講師を迎えて学びを広げようではありませんか。
みなさん、この集いのために祈って下さい。
老いも若きも、新しい方も、教会の営みから少し疎遠だと感じている方も、初心に帰って、共にお集まり下さい。
1983年6月12日
日本基督教団 神戸教会 役員会
牧師 岩井健作