「麦穂」巻頭言(2004 川和)

2004.1.25 「麦穂」川和教会報 No.17 所収

川和教会代務者 健作さん 70歳

 偶然にとか、思いもかけずにとか、保育園との御縁でとか、ちょっとしたことで教会生活を続けている人は意外に多い。この教会も例外ではない。

 私は、と言えば、関西などで44年間幾つかの教会で牧師を務めていた。一昨年たまたま鎌倉に移り住んだ。川和教会は前任の牧師が新しい任務で辞めて「無牧」になるので、次の主任牧師が赴任するまで、法律上の「代務者」の牧師を務めてくれないか、という友人の誘いがあった。

「川和」という名前も、どこにあるのかその場所も、そしてどんな教会で、どんな人たちがいるのかも全く知らなかった。しかし、神の招きを覚えて、即答でこの教会の「牧師」の役を受けた。その「次の主任牧師」はこの春には与えられる。

 後わずかの務めではあるが、この教会は私の何番目かの「ふるさと」になるような気がする。そんな思いを込めて、欅(ケヤキ)の葉の落ちた会堂を一枚スケッチをした。欅は農村の農繁期託児所と共に伝道に励んだ創立者の女性伝道者が手ずから植えたもの、70年余りになるという。

絵と文 代務者・牧師 岩井健作

 

(サイト記)このテキストの1ヶ月前のバージョンはすでにアップしてあります。

欅(けやき)と共に70年、川和教会