第23回 教団総会の報告(1985 週報)

1985年1月6日、降誕節第2主日
神戸教会週報掲載

(牧会27年、神戸教会牧師8年、健作さん51歳)

集会案内【兵庫教区・在日大韓キリスト教会 合同壮年大会】
日時:1985年1月15日(火・成人の日)午前10時〜午後3時
場所:日本基督教団 甲南教会
主題:「主のみことばに共に立つ」
内容:開会礼拝 岩井健作、発題、愛餐会
日本基督教団 兵庫教区 在日大韓教会協力委員会 委員長:岩井健作


第23回 教団総会の報告

 教団総会は2年に1回開かれます。

 少し時が経ちましたが、昨年11月12日〜14日、箱根小涌園で行われた総会のポイントをご報告します。

 私共の教会からは兵庫教区総会で選出された議員として、私とI姉、S兄の3人が参加しました。

 選挙ですが、議長・後宮俊夫(4選)、副議長・岸本羊一(5選)、書記・辻建(再選)諸氏を選出。

 常議員・教職14名(兵庫教区から岩井、U氏)、信徒13名(兵庫からN氏、T氏)を選出しました。

 今までの「対話路線」を引き継いだ感じです。


 主な議案
・日本基督教団と沖縄キリスト教団との合同のとらえ直しと実質化に関する件
・台湾基督長老教会との「協約」
・教団総会の「重要議案」の整理・検討を開始する件
 等が可決されました。

 教師検定問題では激論が交わされ、合格者承認は出来ず、12月5日常議員会を開いて承認しました。

 その他、教区総会が1970年以来未開催となっている東京教区の現状が報告され、また教団の差別体質(諸文書に加えて賀川豊彦氏に関わる差別文書)への問題提起がされました。

 海外から12教会の来賓が挨拶。

 全体として落ち着いた討議の中にも、70年以来の問題の質を風化させてはならないという厳しい問いかけを宿した総会でした。

(1985年1月6日 神戸教会週報 岩井健作)


1985年 説教・週報・等々
(神戸教会7〜8年目)

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