大船教会

大船は、東海道線、横須賀線、根岸線、湘南新宿ライン、湘南モノレールが交差する交通の要路。中通り商店街には庶民の活気がある。安い。駅から歩いて10分位のところにある大船教会も足の便が手伝って沿線各地から信徒が集まる。メソジスト系の鎌倉教会の高田彰牧師の開拓に依るが、今年創立75年を迎える。岡崎晃牧師の時、地域環境から宗法の幼稚園の廃園に踏み切った。今、園舎は地域にも開かれた諸活動に使われている。野宿者支援の夜回りをする市民グループもここで会合を持つ。手狭で借地のままの老朽化した礼拝場所に代わって、1996年初めて取得ができた園庭だった土地に今年、新会堂を建設した。ヴォーリズ設計事務所に拠る「船の先端を思わせる幾何学的デザイン」の会堂である。これを「神の元にある人間の普遍性と安定性を知覚させ、人は神によって人生の完成や成熟へと導かれることを表現した祈り」「命の深みを追い続ける旅」の象徴だと現牧師・渡辺誉一氏は語る。古い礼拝堂の最後の礼拝の昨夏、礼拝説教と婦人会講演の招きを受けたことが印象に残っている。