フランス シャルトル大聖堂

パリから郊外電車で四、五十分。田園風景の地平線に黒点のように見えるシャルトルの大聖堂は、やがて天を突くような構造物として近づいて来る。しばし佇んで描いた。そこにはこの世の教会の聖俗の時が刻まれている。『聖書と教会』ではなく『教会と聖書』の抜き差しならない順序は、「歴史からの視点」ということか。聖書がそれに呼応して語る響きを聴きたい。